Tools for Mountains.

/ 山と道具と.

#008|今年の登り納めは鍋割山 & 鍋焼きうどん 18/12/27

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2018年を振り返ると...

早いもので、今年も大晦日となりました。今年は仕事が忙し過ぎたことや体調不良もあり、なかなか登りに行けなかったのですが、秋には念願の涸沢でのテント泊からの北穂高岳登頂。その後、12月に入ってからも登山熱の再燃と共に、雲取山(雲取山荘)でのクリスマスパーティと木曽駒ヶ岳での雪山デビューと、山に登った回数は少ないながら、非常に楽しい経験ができました。改めて、山が好きになった一年でした。

そして、山についての経験や思いを形に残したいと思い、このブログ『Tools for Mountains / 山と道具と.』をスタートさせました。

 

2018年の締めくくりには...

そして、雪山の余韻に浸りつつも、身体がまだまだ山を求めているということで、年度末にもう一度、山登りに行くことにしました。年度の締めに相応しい山。これは、やはりあそこかな... そう、鍋焼うどんで有名な「鍋割山」。

というわけで、年末は寒波で寒くなるようなので、早めの登り納めとして12/27(木)に鍋割山に登ってきました。

鍋割山はかなり昔に登っており、iPhoneの写真を見返してみたら、登ったのは2012年10月21日。6年振りの再訪になりました。同じ山に登ることがあまりなく、2度登ったのは谷川岳のみ。6年前のことを思い返しながらの登山です。

なお、今回は大倉から鍋割山、そしてそのまま塔ノ岳経由で大倉尾根を下山するコースを選択しました。

 

渋滞に巻き込まれ遅いスタート

事前に調べたところ、鍋割山荘の営業が11:00からのようなので、8:30頃には登り始めたいなと思っていましたが、6:00に自宅を出発したものの、当日の下道(246号線)が予想以上に渋滞しており、秦野ビジターセンターに着いたのは8時50分。

軽く準備運動を済ませ9:04の出発。最初はひたすら案内看板に従って進んでいきます。流石に人気の丹沢だけあって看板や注意喚起(山ビル注意や、装備品の注意)が充実しています。

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ビジターセンターには人はまばら

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案内看板が充実してます

 

鍋割山のもう一つの名物

しばらくは林道を進みます。これが意外と長く、良いウォームアップになります。12月とは言え、身体も少しずつ暖まってきます。

前日にジムで比較的ハードにトレーニングしていたので、少し足に疲労を感じつつ、足早に進み数組の登山客を追い越しました。6年前に登った時にも感じましたが、丹沢(鍋割山や塔ノ岳)はアクセスも良いことから、ハイキングの延長線上のような軽装で登る方がたまに見られて、その度に不安になります。

6年前は、大倉尾根を下山途中、小さい子供連れのお母さんや、一人で辛そうに下っているおじいちゃんなどを追い越しました。その際は、自分自身もペース配分を間違えてしまい、最後にはヘッドライトを使ってようやくバス停に辿り着いたので、今も時々あのおじいちゃんは大丈夫だったのだろうかと思い出すことがあります。

 

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シカ止めのゲート

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しばらくは林道を進みます(ヤマビルに注意)

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比較的軽装な登山客のいるのが丹沢(心配になります)

 

途中、シカ止めゲート、車止めゲートなども過ぎ、60分弱で本格的な登山道に入る前に、鍋焼きうどんと同じくらい有名なあれがあります。そう、鍋割山荘が用意している「水運び」のペットボトル。

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鍋割山のもう一つの名物「水運び」

今回はトレーニングがてら、2リットルを2本、計4リットルの水をザックに入れ、ここからの登りに備えて、ウェアリング調整とパッキングを入念に行い、いよいよ本格的な登山開始。

 

記憶以上の急登が続く...

正直、登山道についてはあまり記憶がなく、比較的急登だったなと思いながら、登り始めました。基本的に整備は行き届いていましたが、所々、道が分かりづらいところも多く、確認しながら進みます。

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一瞬どこを進むのかなと迷ったところ

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12月の山の雰囲気はやっぱり清々しいです

 

とは言え、登りは比較的キツかったです。あまり休むような場所もなく300m程一気に登ります。これは記憶以上の登り... そして、背中に背負った4リットルが思った以上に重い... でも、考えてみれば上高地〜涸沢の7時間は、テント装備も含めた12kg程の荷物を背負ったわけで、これくらいは頑張れと自分に言い聞かせます。

 

稜線に出たらあとは山頂を目指すのみ

この最初の登りを終えると、一気に展望が開けます。ここからは稜線歩き。天気も良く、左手には少しずつ富士山が頭を覗かせます。まだ、時折急な登りを挟みつつ、徐々に鍋割山の姿が見えてきます。

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稜線に出たらひと休憩

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ここからは展望を楽しみながらの稜線歩き

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左手には富士山の姿も

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徐々に鍋割山の姿が見えてきました

 

鍋割山登頂、そして鍋焼きうどんを食す

稜線まで出てしまえば、あとはひたすら山頂を目指して歩きます。徐々に迫ってくる鍋割山の姿。最後の登りに差し掛かると鍋割山のソーラーパネルが見えてきます。そして、ついに山頂に到着。時刻は11:40。約2時間半での登頂でした。

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ソーラーパネルが見えてきたらゴールは間近!

 

早速ですが、ザックを降ろしたら、重かった水を取り出して、鍋割山荘に向かいます。

山荘の中は1組のご夫婦のみ。早速オーダーしようと、山荘のおじちゃんに話しかけると、いきなり叱られました。そう言えば、ここは受付で氏名と注文数を記入する仕組みだったっけ... きちんとルールに従って鍋焼きうどんをオーダー。価格は1,200円。6年前は1,000円だった気がします。

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鍋割山荘の前にはしっかり「鍋焼きうどん」の看板が。

 

5分ほど待つと名前を呼ばれるので、そこで支払いと引き換えにうどんを受け取ります。今回はせっかくなのでバッジも購入。バッジは新作も出ていました。こちらは300円。

お腹も空いたので、外のベンチに座って、早速鍋焼うどんをいただきます。風は冷たいものの熱々のうどんはやっぱり美味しい。とにかく具沢山なのが嬉しいです。汗をかいたのでちょうど塩分補給になるのも良いですね。

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今年の締めにふさわしい鍋焼きうどん

 

鍋割山山頂からの展望を楽しんだら、次の目的地へ

食べ終わったらすぐに食器を返しましょう。さもなくば、おじちゃんにまた叱られます。無事にご馳走様をしたら鍋割山の山頂へ。この時間は雲もあまりなく、展望を楽しむことができました。富士山、そして南アルプスの山々。

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鍋割山は1,272m

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素晴らしい展望も楽しめます

しばらく景色を楽しんだら、続いて塔ノ岳方面に進みます。

 

鍋割山〜金冷シ〜塔ノ岳山頂

鍋割山からは稜線を東に進み、塔ノ岳山頂と大倉方面への分岐のある「金冷シ」まで30分弱の工程です。ほとんど登山者とすれ違うこともなく、山の雰囲気を思う存分に楽しみます。自分以外誰もいない山の雰囲気がとても好きです。

この日は無理に塔ノ岳山頂には行かなくてもよいかなと思っていましたが、金冷シに着いたのが12:40。まだまだ時間に余裕があるということで、せっかくなので塔ノ岳山頂まで足を運びました。この頃にはほとんどガスで何も見えませんでしたが... 20分程で山頂に到着。展望もなく、特にやることもないので、下山開始です。

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誰ともすれ違うこととなく進みます

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「金冷シ」の分岐を塔ノ岳山頂方面へ

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すべてはガスに包まれ...

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記念写真を撮ったら下山開始

 

通称「バカ尾根」をひたすら下山

ここからは、ほとんど登り返しもなく下山のみ。ひたすら単調な下りが続くことから「バカ尾根」の通称も持つ大倉尾根です。

ただ、このルートは要所要所に小屋があるので、休憩ポイントやトイレもあり、安心して歩くことができるので個人的には好きです。また、下りはどうしても膝に加重がかかって痛めることが多いので、そうならないための歩き方のトレーニングにもなります。

そのようなこと考えながら塔ノ岳山頂から歩くこと2時間弱で無事にビジターセンターまで戻ってきました。

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ここからはひたすら下りの始まり

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「ひたすら続く道」感が出ています

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要所要所に小屋があるので安心です

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思わず休憩してしまいたくなるベンチ

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到着した15:10にはすっかり夕暮れの雰囲気

 

久しぶりの鍋割山

今回登った鍋割山と塔ノ岳は、それぞれ登ったことがあったため、2回目の登頂でしたが、昔の記憶を辿りながらの登山も面白かったです。

鍋焼きうどんも「そう言えば、かぼちゃ天の衣が途中ですっかり取れちゃうんだよな」などと思いながら食べていました。

日本中にたくさん山があるので、何度も登る山は限られると思いますが、鍋割山は食事も楽しみとして登ることができるので、また来年もどこかで登ることができればと思います。

そして、今回の鍋割山〜塔ノ岳で今年の登山納め。来年は、雪山でぜひ登山始めをしたいと思います。頑張ってブログを更新していきたいと思います。

 

また、今後も、よろしくお願いします。

 

 

拝。