Tools for Mountains.

/ 山と道具と.

#013|雪山をもっと快適に楽しむため、防寒3点セットを購入!

f:id:houndedori:20190107132002j:plain

 

先日の木曽駒ヶ岳での本格雪山デビューの際には、新しく登山靴、12本爪アイゼン、そしてピッケルを購入しました。おかげで快適な雪山デビューができました。

この3点に加えアウターグローブを購入した以外はすでに持っていたもので装備をまかないました。その装備品は下記の通り。

結果として、大きな問題はなかったもの、少し不満や不安を感じたこともあったため、この反省点を活かし、これからの雪山登山に向けて追加で道具を購入してきました!(好日山荘のポイントが溜まっていたということもありますが... ^^; )

今回は、木曽駒ヶ岳で感じた反省点と、新たに拡充した道具を紹介します。 

 

 

木曽駒ヶ岳での反省点

①頭部の保護

1つ目の反省点は、登山口での準備の際のこと。

雪山登山にも必携のヘルメット。自分の場合は昨年の涸沢〜北穂高岳の登山の際に購入したブラックダイヤモンドのハーフドームを使用しています(色はウルトラブルー)。

BlackDiamond(ブラックダイヤモンド) ハーフドーム BD12011 ブリザード M/L:55?61.5cm

BlackDiamond(ブラックダイヤモンド) ハーフドーム BD12011 ブリザード M/L:55?61.5cm

 

ヘルメット自体は装着感も良く、快適に使用できていましたが、今回は雪山。持っていた厚手のニット帽を被ると、このヘルメットの装着感がかなり不安...

ニット帽により、ひと回り以上も頭のサイズが大きくなってしまうので、もはや被るというよりは「載せる」ような状態に...

周りを見ると、この「載せた」状態でベルトを締めて出発する人もいましたが、これはヘルメットの使い方としてはNG。仮に落石や雪崩に遭ってしまったら一発でヘルメットが外れるorズレます。これは死に直結する可能性もあるので、命を守ることを考えると、きちんと頭に被せて装着することが必須です。

幸い、この日の天気は快晴でニット帽が必要のないくらいだったので、結局はニット帽は被らずにヘルメットのみ装着して出発しました。乗越浄土に登ってからは流石に風が強くなったため、そこからはバラクラバを装着して再出発。

なお、直接皮膚に風が当たらないことがとても重要なので、バラクラバを被るだけでも頭部は十分暖かいと感じました。ただ、1-2月の厳冬期に向けては頭部の保温のためにも、ヘルメットの下にもニット帽は被りたいところ。

「ヘルメットと一緒に使えるニット帽が必要」

それが一つ目の反省点。

 

②指先の保護

2つ目の反省点は、頭部と同じくらい重要な、指先について。

冬季に限らず、「ウェアはレイヤリングで着る」というのは山においては常識です。よく街中で体が膨れるようなダウンを着ている人を見かけますが、適切なレイヤリングさえしてれば、そのような厚みは必要なく、行動を妨げないようにウェアを着るというのが登山における重要事項。

(街中の厚手ダウンの人は、その下にはカットソーだけ、というような人もきっと多いんだろうな...)

このレイヤリングの考え方は服だけでなくアクセサリにも適用されます。その代表が手をを守る「グローブ」。特に指先は道具を扱う重要な身体のパーツなので、この指先をいかに守るかは雪山においては真剣に考える必要があります。日常生活ではグローブを2つ重ねることはあまりなくても、雪山では重ね着が基本。

木曽駒ヶ岳の登山では、モンベルの薄手ウールのインナーグローブと、"パウダーグローブ"を使いました。

手首まですっぽり隠れるパウダーグローブは保温性の観点からはかなり良い印象を受けました。多少指先の動きが硬くなりますが、ピッケルの操作性はそこまで影響を受けないと思います。

一方、このグローブの機能と相反するのが、今や無くてはならない存在のスマートフォン。スマートフォンのようなデジタル機器を登山に活用すること自体はまだまだ議論の余地はありますが、個人的には「無くてはならない存在」。

登山記録用の写真を撮影したり、また最近ではユーザーも多くなっている、スマートフォンアプリ「YAMAP」の活用したりと、登山中も頻繁に利用します。

ただし、スマートフォンの難点はグローブを付けたままの操作が煩雑なこと。今回はインナーはウールのグローブだったので、そもそもスマートフォンが操作できず、立ち止まる→グローブを外す→スマートフォンを使用→グローブ再装着、を繰り返していました。

氷点下においては素肌を晒すと一気に体温が奪われてしまうので、アウターグローブはともかくインナーグローブは外さないことが重要。今回の木曽駒ヶ岳は前述の通り快晴に恵まれたため無事に下山できましたが、今後に向けては再考すべきポイント。

「スマートフォンとグローブを両立させること」

それが2つ目の反省点。

 

解決すべく購入した道具はこちら!

上記2つの反省を元に、今回購入したものはこちら。

① "マーモット(Marmot) / Reversible Logo Knit Cap"

f:id:houndedori:20190107132626j:plain

マーモット(Marmot) / Reversible Logo Knit Cap

 

Marmotの薄手のニットキャップです。色はあまり主張しない「ネイビーグレー」を選択。"Marmot"のロゴがうっすらと見える、この控え目な主張が好きです。ニットキャップは大概デザインがつまらなくなり気味ですが、エッジのホワイトのラインが良いコントラストにもなっていて、被った時の見た目のバランスも良いと思います。

薄手ながらも伸縮性が良いので耳まですっぽり被ることができます。また耳への圧迫感もないので不快感も無し。薄手なのでヘルメットのインナーキャップとしての相性も良さそうです。

求めている薄さのニットキャップはあまりなく、もう一つMammutのものと迷いましたが、Mammutが実は個人的には好きでなく... (みんな大好きMammutの特にあのマンモスが...)、今回は初めてMarmotの商品を購入してみました。

このニットキャップは名前の通り、リバーシブルなので気分によってはグレーのニットキャップにも早変わり。

また、地味に「これはナイス!」と思ったのが、タグが本体とは別で付いてくるというところ。リバーシブルのニット帽は裏返すとタグが見えてしまって恥ずかしい→結局リバーシブルでは使わない、というのがよくあるパターンですが、Marmotのこちらの商品はタグが本体とは最初から切り離されているので、気兼ねなくリバーシブルで使うこともできます。

Marmot、好感度アップです。 ^^

f:id:houndedori:20190107132649j:plain

リバーシブルタイプです

f:id:houndedori:20190107132739j:plain

タグが別で付いてくるという気遣い!

 

② "バーグハウス(Berghaus) / Glove Liner"

f:id:houndedori:20190107132225j:plain

バーグハウス(Berghaus) / Glove Liner

 

こちらも、実は初めて買うブランド"Berghaus"。デザインはシルエットがスッキリしているものが多く、個人的にはとても好きなブランドで、欲しいウェアもこれまで度々あったのですが、なかなか縁がなかったブランド。Marmotと同様、こちらも初めて購入してみました。

バーグハウス(berghaus) グローブライナー 21055 BP6 L

バーグハウス(berghaus) グローブライナー 21055 BP6 L

 

このグローブライナーの良さは、とても薄く、インナーグローブとしても最適でありながら、単体でもそれなりの保温性能があること。肌触りも良く、長時間着けるグローブとして良さそうです。

そして、何よりも決め手となったのは、指先がスマートフォン対応の加工がされていること!試しにiPhoneを操作してみたところ、流石に文字入力は厳しいながら、登山中に使うであろう操作(アプリ立ち上げ、写真撮影etc.)であればまったく問題ないくらい快適に操作できました。

これで¥2,800はお買い得!とすぐに購入を決めました。



f:id:houndedori:20190107132303j:plain

指先はタッチパネル対応!

 

③ "ファイントラック(finetrack) / スキンメッシュソックス"

f:id:houndedori:20190107132810j:plain

ファイントラック / スキンメッシュソックス

 

そして、最後に紹介するのは、このソックス。今回の反省点とは直接関係ありませんが、SIRIO P.F.731を買った際に店員さんから激推しされた商品。その際にはサイズがなく諦めましたが、今回は無事に入荷されており、迷いなく購入!

finetrack(ファイントラック) スキンメッシュソックスレギュラー FSU0211 BK M

finetrack(ファイントラック) スキンメッシュソックスレギュラー FSU0211 BK M

 

グローブの際にも言及した「レイヤリング」ですが、このソックスはレイヤリングのためのソックスです。健康法で「靴下を3-4枚重ね着する」というのがありますが、これは健康法ではなく「登山のための重ね着」...

商品説明を引用すると...

肌に直接履き、吸汗性のあるソックスを重ね合わせることで、足のドライを保ちながら、汗や外からの濡れによる不快感とさまざまな足のトラブルを軽減する、finetrack独自のドライレイヤーソックス。
足先の冷えや靴擦れに悩まされるバックカントリースキーやスノーボード、雪山登山にはもちろん、シューズ内が濡れやすい春夏シーズン登山のシューズ内環境を快適な状態へと導きます。

ということで、要はこのインナーを履くことで、足を常にドライに保つことができるということ。誰でも経験があると思いますが、登山靴はゴアテックスを採用しているとはいえ、そこまで汗が外に逃げないため、一日行動していると靴下が徐々に汗で濡れてきます。当然、靴下が濡れると、足先の冷えにも繋がります。

その状態を回避できるのが、この"スキンメッシュソックス”。まだ現場で使ってはいないものの期待大の商品です。

f:id:houndedori:20190107133013j:plain

ウェアリングだけあってかなり薄手です

 

以上が、今回追加で購入した3点です。

早く試したい...

f:id:houndedori:20190107132003j:plain


まさに雪山のために購入した「道具」。

これはもう、早く試したい

目下、次の雪山登山を絶賛計画中。まだ実際の現場で使っていないので、実体験と共にまたレビューする予定です。それまで少々お待ちください...

 

 

購入したもの
  • マーモット(Marmot) / Reversible Logo Knit Cap ¥3,500+tax
  • バーグハウス(Berghaus) / Glove liner ¥2,800+tax
  • ファイントラック(Finetrack) / スキンメッシュソックス ¥2,100+tax

 

 

#013|雪山をもっと快適に楽しむため、道具を拡充!